保護者からいただいた便りです
 
 LS-CC松葉杖訓練法を体験された子どもの保護者から届いた便りを紹介します。
 これからも届く便りを追加して載せていきます。
 参考にしたり、どんな訓練法なのか知るのに使って欲しいです。

 
 脳性麻痺とか脳室周囲白質軟化症と一言で言っても、その症状は千差万別です。
 物の動きや音によって反応してしまい、本人の意識外での動きが身体に出てしまう。
 いろんな刺激によって反応する身体、その反応で身体は固く固まったような状態となってしまう。
 常に固まった状態の身体では、痛みがいずれ全身に現れるようになり、動けない身体だけでなく痛みとの戦いが必要な身体となってしまいます。
 いまこの子どもは痛みとの戦いは有りませんが、痛みとの戦いが起きないように訓練に励んでいます。
 痛みとの戦いをする人について、 二次障害? 苦しむ運動機能障害者 で紹介しています。
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 先生には10年以上お世話になっています。
 息子は緊張が強く、音に過敏に反応したり、喜怒哀楽の表現が突っ張りや緊張で表れます。
 幼い時、座位の練習をしていても数秒、手で支えて座れても緊張で崩れてしまうもどかしさ。この緊張の強さが今でも邪魔をしています。
 現在は寝たきりで、股関節の亜脱臼や側彎を進めないように、生活がしやすく、介助がしやすい体でいられるように訓練を頑張っています。
 また、先生からの「教えなければ、覚えない」という言葉でハッとして、しゃべれませんが、あいうえお表でひらがなを教えたり、絵本を読んで物語に触れるようにしています。その結果なのか、二者択一や三者択一では、ほとんど間違えなく返事が返ってくるようになっています。
 そして、仲間の存在は大きいです。情報交換や訓練に対しての刺激にもなります。
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※※ この麻痺の型で痛みとの戦いで困っている成人は多いようです。痛みの無い生活が送れるように、親子しての努力を援ける医療機関が現れて欲しいです。

  
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 制作:LS-CC松葉杖訓練法 湯澤廣美